毎日のあれやこれや
2008
長い間 ご無沙汰をしてました
うろうろしている間に秋がすぎ寒い冬も北の国に帰っていきました
待ちにまった春です
梅の花に始まったトマトの春 さくらんぼ ゆすらうめ 水仙 椿 チューリップ
せまい我が家は賑やかな春です
今年はとてもめずらしい椿が我が家に仲間入りです
ひょんなことから戴きました
長崎県五島列島の玉之浦で発見されためずらしい椿です
藪椿の変種とかで赤い花びらの先端が白いかれんな花です
まだトマトの苗は開花してないのですが
きっとかわいい かれんな花をみせてくれると
今からわくわくまってます
2007
春の嵐が駆け足で通りすぎた 大丈夫かな?と少し心配しながら熊本から大津をぬけミルクロードを阿蘇小国に向かって走り出した
ヘァピンカーブを一気に登ります 谷間から真っ白なキリが視野をさえぎります
登りきるとヒューッと音をたてて風が通ります さすがに今日はドライブの車もいません
茶色のススキの原っぱには阿蘇名物の赤牛があちこちに青草をさがしています
処処の展望台も車がいません
広い高原をトマトの独りじめ!!でも寒くて外に出られません
小国からはファームロードを天瀬温泉に、、、
ここは風もなく快適でした
雑木林は今 椎茸の原木の切り出しの最盛期です 切り倒されたクヌギは1年間寝かされます
切り開かれたところには春になるとワラビがたくさん芽をだします
途中でこれから出荷される牛を見ました 鼻から白い息をはきたくさん寄り添ってます
心なしか牛さんは自分の運命を知っているのか切ない芽をこちらに向けていました
2007
ご近所とも又話す様になってきた
悩んでもう駄目だと思うとき夫が夢に出てきた
いつも笑っている 不思議と元気がでた
最後に夫がきたのは昨年6月だった
お気に入りの背広を着
娘からの誕生日にもらった蟹座のネクタイをして
なぜか見たことのないカバンを持っていた
輝くような笑顔をみせて歩いて行った
四面楚歌の中で友人がプレゼントをしてくれた千の風
諳唱ができるほど読んだ
なぜだか初めて夫が旅立ったと確信した
1月19日である
20日命日の読経のあいだ不思議と暖かい涙がでた
なぜ?涙が止まらなかった
彼はたしかに千の風になってトマトに吹いている
今たしかに新しい一歩を踏み出したと思う
どうしてこの様な日記を書き出したのか今も解らない
なぜだろう 止めよう今日は書かないと思いながら
書いている自分がいた 多分時間が過ぎればその意味が解ると思っている
たくさんのコメントを頂きましてありがとうございました
感謝の言葉が出てきません
今はありがとうだけです
励ましてくださいまして ありがとう
2007
他の人が見たらやはり自分の夫より犬が大切に見えたと思う
3回忌がきた
義母は家族と来てくれた
春がきていた
勝手口から毎日のようにお菜のやり取りをしていた一人暮らしのお隣さん 何時頃からか話さなくなっていた
その人が突然やってきた
息子が新築をしていてもうすぐ出来上がる 近く引っ越すと
あんたには悪いことをしている
仲間はずれが恐くて今までいた このままでは気持ちが悪い
息子に怒られた
夫にも手を合わせてくれた
秋になった
A婆ちゃんが 私は根性が曲がってるからごめんなと
突然道の真ん中でトマトに言った
まもなくA婆ちゃんが居なくなった
後から聞かされて自分の配慮が足りなかったと反省した
住んでいた家が競売になり親戚に引き取られて行ったと
A婆ちゃんは私に話を聞いてもらえないから相談出来ないから無視されたと感じていたのだ
自分の事ばかりでそこまで配慮ができなかった
もう一人の御婆ちゃんばかりに気をとられていた
無人の家に向かって謝った
2007
毎日きていた 我が家はその前を通らなければ外出が出来ない
監視をされていかのだ 外に出るとカーテンが揺れてた
挨拶をしても返してくれる人が少なくなった
そんな中でも心配をしてくれる友人が家に居ては駄目だ外に出なさいとシルバーセンターに連れていってくれた
乳癌を手術するので洗濯掃除をする人がいる出来たら食事も
結婚して一度も仕事をしたことが無いトマトは躊躇したが
出来るだけでいいと言われて承諾した
こんどは それ見たことか狙ったところから金が取れないからとうとう働き出した うわさは恐い 知りたくないのに聞こえる それでも仕事にでた 家にいるよりよかった
そんなときベンツが発作を起こすようになった
心臓が弱ってきたのだ
始めは月に一度か2度 その度にニトロを吸引した
夏休みに来ていた孫たちが帰ってだんだんベンツの発作が多くなりだした 夜も昼も目が離せない仕事どころでは無くなった
そうだ これは夫だ今かわりに看病をさせてくれている
娘と24時間の看病が始まった
9月30日ベンツは旅立った
だんだん心臓の鼓動が長くなる しっかりとトマトを見ている
静かに目をとじた 鼓動がきえた
ありがとう 何回言っただろう
夫が旅立って初めて涙がでた
2007
しかし この家を生命をかけて住まわせてくれた夫
早く町内に馴染もうと声がかかると出かけた私達
福岡には夫の叔父がいた 誰よりも夫の苦しみを知っている
私は心のより所にしていた
1周忌私はまだ1度も泣けない
大切な叔父が2月くも膜下で亡くなった
弟を息子を亡くした義母は急に老け込んだ
隆一には悪いことをした すまなかった 義母は泣くばかり
電話があれば熊本に義母を見舞った
冷たい視線の中で
福井の姉が言ってくれた言葉をかみしめていた
悩むことはない火葬のお骨を見たら分かった
最後までよくやった もういいよ
記憶の底に葬式から帰る前にたしか兄も言っていたのが
思い出された
そんなトマトを信頼し寄り添ってくれたのがベンツである
いつも側にいてくれた
2007
| 思い出したくない 書いては消し 消しては書きでも これでは前に進めない 誰かに慰めて欲(ほ)しい訳ではない 自分を納得させたいのだ 御婆ちゃんにケーキを買ってあめでとうを言いにいった 見たこともない恐い顔でトマトに言った あんたは恐い人だ 旦那を見殺しにして こんどは私を殺すのか 親切そうにして私のお金を狙ってるそうはさせない このケーキだって毒が入ってるかもしれん 二度と来るな 何がなんだか解らなかった どんどん体重が落ちた 家から出るのが恐かった 夫の友人が私達を連れ出してくれた それが又悪い評判になり 数少ない友人が教えてくれる 秋になっていた 夫が夢に出てきたトマトの田舎の中で笑っている そして私は田舎に帰った 駅に迎にきた兄は お前はトマトか?そうか、、、、 何も聞かず黙って家に行き ひたすら眠った |
2007
| 引っ越してすぐにやってきた新しい家族 ベンツ 散歩はトマトの楽しみになった そしていつも出会うもう一人のおばあちゃんAと知り合った A婆ちゃんも悲しい人だ 息子がサラ金に走り蒸発し嫁の世話になっていた 少ない年金から息子の借金を返していた トマトの来たときは60件の区が今は200件を超している 当然A婆ちゃんと老夫婦は知り合いになり我が家は賑やかになる 皆でA婆ちゃんを慰めた 御爺ちゃんが無くなると御爺ちゃんの血縁がたくさん出てきた 御婆ちゃんはオロオロとトマトにすがってきた 若い頃から働き遅く結婚をした御婆ちゃんには衝撃だった天涯孤独なのだ 夫が亡くなり家に居たくても御婆ちゃんを見ると出来なかった 弁護士 役場 銀行 私は御婆ちゃんに付いて廻った A婆ちゃんをないがしろにした訳ではない時間がなかったのだ 我が家では娘が自分を責めていた 家に居ながら気がつかなっかった あのとき早く電話をすればよかった どうして救急車を どうしてお隣に なぜ 父の異変に気がつかなっかった あなたの責任じゃない 仕方無かったのだ もういいよ 毎日同じ事を娘に言った トマトは多分トマトではなかった 悲しくないのだ 淋しくないのだ 心細くもない 夫が出張しているようなのだ 時間がくるとお腹が空いた TVを見て笑っている そんな自分を責めた そして御婆ちゃんの誕生日がきた |
2007
ねえ私に200万くれない? うん旅行か?
免許がほしい 30年あなたに尽くしたのだからお褒美に、
トマト56歳でした
もしこの人が寝たきりになったらとヘルパーの2級も取った
あなたがお仕事を止めたら私がヘルパーで働くわと承諾をとった
救急処置も12時間もかけて習得をした
しかし 何も出来なかった
医者からのあの通告も忘れていた
なぜ具合の悪いのを教えてくれなかったか
なぜこんな死に方をさせたのか
なぜ早く入院させなかったのか
何故? 何故? 非難がトマトに襲い掛かった
もし誰かに悪いことを知らせたら感のいい彼に伝わってた
そして幸せの中にいた私は医者の言葉をおろそかにしていた
彼が通院のたびに どうだった? うん大丈夫だ そうなの
こんな会話で終っていた
通夜の夜を最後に空白がきた
思い出せない どうして彼を送り出したのか
回りから こうだった ああだったと言われても あらそう
写真を見ても感情がわかない
彼が旅立って8日目に御爺ちゃんが無くなった
そしてトマトに新たな試練がまっていた
2007
お祖父ちゃんが明日をも知れない状態だった
朝5時 白い着物を着た人が暗い中を歩いて行くのが見えた
夫に今日爺ちゃんが旅立つから行ってくる
少し風邪気味の夫にニトロを心臓に張り病院に予約土曜日だ
身寄りの無いはずの御爺ちゃんには見たことの無い子供がいた
洗濯物を持ち訳を話して自宅に帰った
10時2階で仕事をしていた娘がおろおろとしている
夫は呼吸が出来ない そく隣の方におぶさり車に運ぶ
みぞれが降っていた ほとんど運転をしてなかったトマト
彼の手を握りしめ 雨の中を片手で運転した
長い15分だった 連絡を受けた病院は待っていてくれた
そして彼は旅立った トマトは彼にありがとうしか言えない
彼は笑っている 幸せそうな笑顔
私はこれから誰に熨斗の上書きを書いてもらおうと思っていた
彼の母が来た 今朝隆一が帰って来たと母は言う
求めて止まなかった母の愛 彼は母に会いに行っていた
トマトは朝の白い着物の人が大切な彼だったと気が付かなかった
そして 涙が止まった
写真は 娘が送ってくれた花 バックは彼の大画面TV
友人がくれたユリと梅

